【サウナのマナーを解説】あなたは大丈夫?

サウナ 効果

近年、サウナブームが訪れ健康や美容、ストレス解消などの観点からサウナ好きが増えているます。

温泉文化のある日本では、昔から愛されてきたサウナですが、このサウナブームによりさらに若者や女性にも人気を集め、サウナは老若男女に愛される存在になりつつあります。

「心身のコンディショニング」「ストレス解消」「脳疲労の解消」などで訪れる人も多くいると思いますが、そんなストレス解消の空間でマナーが悪い人を見かけてしまうと、逆にストレスがたまり、せっかくのサウナが台無しになります。

マナーを守らないと、お互いが嫌な気持ちになりますよね。

そこで今回は、ストレスなくお互いが清々しく心身をコンディショニングするために、サウナのマナーをご紹介します。

サウナ初心者の方は、これを抑えれば人の目を気にせずサウナに入れます。サウナ常連者の方でも、ついついやっちゃていることがあるかもしれませんので、復習を兼ねてみていただけると幸いです。

【大前提】マナーについて

マナーについて、「サウナに入る前」「サウナ室」「水風呂」「外気浴」のそれぞれのブースに分けてご紹介します。

と、その前に”ドラクエ”という言葉をご存じでしょうか?

これは、温浴施設に2~5人くらいの集団でやってきて、サウナも水風呂も休憩も、どこにいくにもぞろぞろと一緒に行動をする。といった行為です。

大学生や若い方の新規サウナーに多い行動のようで、その様子がゲームのドラクエのパーティーにたとえられてこう呼ばれているようです。ドラクエをすることで場所を占領されてしまうのもありますが、一番は団体で集まることによる会話です。

サウナは密室で静かな空間が求められていることもあり、サウナでの会話は基本厳禁なのです。サウナでは団体で行動せず、周りの方に迷惑をかけない「黙浴」をすることをおすすめします。

また、サウナは心身のコンディショニングする行為です。人と話して入ってもコンディショニングはおろそかになります。”サウナを通じて友人や知人・家族とお話をしたい”そう思う方は、プライベートサウナなどの使用をおすすめしますよ!

サウナに入る前編

髪や体を洗って「体を清める」

サウナに入る前は必ず髪や体を洗いましょう。体を洗い皮脂を落とすことで、汗をかきやすい状態を作り出せます。また、サウナの基本的な入り方にもご紹介していますが、心身のコンディショニングの前にまずは、「体を清め」ましょう。

周りからの目も鋭いです。体を洗わずに入ると、かなり匂うため結構近くの人はすぐ分かります。五感が鋭くなるサウナではなおさら迷惑と思われます。

サウナ室に入る前は必ず髪や体を洗い清めましょう。

タオルで体を拭く

体に水滴がついていると、汗をかきずらくなるデメリットがあります。

また、水滴がぽたぽたと落ちて、床や事前に敷かれているサウナマットがビショビショになっていしまうと、カビや異臭の原因にもなり衛生的に良くなく施設側にも迷惑です。

体を清めたあとは、速やかに水滴をタオルで拭いてサウナ室に入りましょう。

サウナ室編

タオルを絞らない

タオルで体を拭いた後は、サウナに入る前に絞って入室してください。体を拭いていないと同様で、床がビショビショになりカビや異臭の原因に繋がります。

会話をしない「黙浴」

「黙浴」今やこの表記を見ないサウナ室は無い、というくらい表記してある施設は多いです。コロナ禍もあり「黙浴」は推奨されていましたが、コロナ禍前からサウナ室では話さず静かに入っている方が多かったのです。黙浴が解禁されても引き続き静かに入ることを推奨します。

ちょっとした会話などはあっても大丈夫かもしれませんが、ずっと話していたり、大声で話されたり、話の内容によってはゆっくり入れず、煩わしいと感じてしまいます。

汗を飛ばさない

これは、結構やりがちな行為です。腕や額に汗をかくとついつい手で落としたくなります。自分は飛ばしていないつもりでも、実は周りからすると飛んでいることが多いです。

人の汗が自分に飛んできて付着して嫌な気持ちにならない人はいません。汗は必ずタオルで拭きましょう。

セルフロウリュしすぎない

施設によってはセルフロウリュができるサウナ室があります。

施設によっては「一度に2回まで」「15分に一回まで」などと、セルフロウリュの頻度やかける量を表記しています。ですが、表記していない施設では、ついつい掛け過ぎてしまう人がいらっしゃいます。たくさん掛ければ掛けるほど湿度が上がる!は間違いです。適度な量があります。

掛け過ぎてしまうと、サウナストーンの温度が下がりサウナ室の温度が保てません。また、ストーブが故障してしまうケースもあるとのことです。

また、セルフロウリュをする際は、周りに一言「掛けてもいいですか?」とお声掛けすると親切です。

ストーブに水をかけない

セルフロウリュが許可されていない施設では絶対に勝手にサウナストーブに水を掛けてはいけません。

ストーブの故障の原因になります。私が一度目撃したのは、ストーブに汗を飛ばしている人です。これも絶対にいけません。

場所取りをしない

人が多いからといって、サウナ室を出るときに自分のサウナマットをそのまま置いて退出する人がいます。常連な方に多い印象ですが、あなた一人の施設ではありません。みんなで仲良く共有しましょう。

※ちなみに、施設によっては場所どりが可能なところもあります。

水風呂編

汗を流す

水風呂に入る前は必ず汗を流しましょう。汗を流さず入られるとお互いにいい気持ちがしませんね。また、最初に足などに掛水をすることで、ヒートショックのリスクを減らす効果があります。

掛水もしくはシャワーで流してください。シャワーで流して掛水をせずに流す人もいますので、「掛水をしない=汗を流していない」ではありませんので、ご注意ください。

周りの人に掛水が飛ばないようにする

掛水を使用する際は、水風呂に流した汗が飛び散らないように注意します。また、周りに人がいる場合は、飛び散ると迷惑ですのでしゃがんで掛水をすることをおすすめします。

潜水しない

施設によると思いますが、基本的に水風呂に潜ってはいけません。

潜水が許されるところには壁などに表記してあります。表記が無い場合は基本的に潜水禁止です。

水風呂にタオルをつけない

汗を拭いたタオルを水風呂に入れるのは汗をかいたまま水風呂に入るのと同様の行為になります。

銭湯なども同様ですね。

外気浴編

ビート板やマットの持ち歩きをしない

サウナ室でお尻の下に敷くために、親切にビート版が用意されている施設があります。

このビート版は、基本的にサウナ室内のみで使用するものですので、外気浴のところに持ち込むことは禁止されています。施設によっては、常時使用しても良いところもありますが、そうでないところはサウナ室を出たら所定の位置に戻してください。

数に限りがあったりしますと、サウナ室で使用できず室内に入れないなんてこともあります。

もし、サウナ室以外で外気浴でも使用したい場合は、自分のサウナマットをご購入していただき使用することをおすすめします。私はそうしていますよ。

騒がない

「心身のコンディショニング」で一番重要な外気浴中はできるだけ静かにして過ごしましょう。

基本的に黙浴が推奨されていますが、コロナ終息後は会話が許されています。ですが、トトノイ中のお話をするのはもったいない気もしますし、周りもせっかくのトトノイタイムを邪魔されたくないですよね。

軽い会話程度なら良いとは思いますが、騒ぐことはもってのほかです。このような行為は、サウナ—だけでなく温泉や銭湯を楽しむ人も同様です。特にドラクエ行為を行う人に多いと感じます。気を付けましょう。

椅子やベンチから離れるときはかけ湯をする

これは賛否両論あると思いますが、親切心だと感じます。

ととのい後、椅子を離れる際はかけ湯をすると次の人も気持ちよく使用できます。「ととのいをさせてくれてありがとう」という気持ちでかけ湯をすると、サウナ愛がさらに増しますよ!

まとめ

いかがでしょうか?初心者の方は、是非このマナーを守って清々しい気持ちで「ととのう」体験しに行ってくださいね。サウナ—の皆さん、本当にあなたはマナーが守れていますか?意外と守れていない人がいたら、今日から改善しお互いに気持ちよくサウナを満喫し、そして愛し続けましょう!

  1. 髪や体を洗って体を清める
  2. タオルで体を拭く
  3. タオルを絞らない
  4. 会話をしない「黙浴」
  5. 汗を飛ばさない
  6. ルフロウリュしすぎない
  7. ストーブに水をかけない
  8. 場所取りをしない
  9. 汗を流す
  10. 周りの人に掛水が飛ばないようにする
  11. 潜水しない
  12. 水風呂にタオルをつけない
  13. ビート板やマットの持ち歩きをしない
  14. 騒がない
  15. 椅子やベンチから離れるときはかけ湯をする

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